
せどりのやり方【5ステップ】初心者向け始め方とリサーチ・仕入れ・確定申告まで
「せどりに興味はあるけど、何から手をつければいいか分からない」「リサーチ・仕入れ・出品の具体的な流れを知りたい」——そんな人向けに、この記事ではせどりのやり方を商品リサーチ→仕入れ→出品→梱包発送→確定申告の5ステップに分けて解説します。
副業の全体像を先に知りたい場合は、副業 在宅 初心者におすすめ10選や副業おすすめコスパ最強15選も参考にしてください。この記事では、それらの記事では触れきれなかった「せどりの実践手順」だけに絞り込んで、初心者がつまずきやすいポイントまで具体的に説明していきます。
せどりとは?副業として選ばれる理由
せどりとは、安く仕入れた商品を仕入れ値より高く販売し、その差額を利益にする物販ビジネスです。もともとは古書店で価値のある本を安く買い、高く売る「掘り出し物さがし」を指す言葉でしたが、現在ではフリマアプリやネット卸サイトの普及により、家電・日用品・アパレル・雑貨まで幅広いジャンルで行われています。
せどりが副業として選ばれやすい理由は、次の3点に整理できます。
- 在庫を仕入れてから売るまでの仕組みがシンプルで、特別な資格や大きな初期投資が不要
- スキマ時間でリサーチや出品作業が完結しやすく、本業と両立しやすい
- Amazon・メルカリ・ヤフオクなど販売先の選択肢が多く、商品ジャンルに合わせて使い分けられる
一方で「利益が出る商品を見極める目」がないと、仕入れた在庫が売れ残って赤字になるリスクもあります。次の章から、実際の始め方を順番に見ていきましょう。
せどりの始め方|必要なものと開業前の準備
せどりを始める前に、最低限そろえておきたいものと確認事項を整理します。
| 準備するもの | 内容 |
|---|---|
| 販売用アカウント | Amazon出品用アカウント・メルカリ・ヤフオクなど、販売先のアカウント |
| 仕入れ資金 | 最初は数万円〜10万円程度の小さい資金からスタートするのが無難 |
| リサーチツール | 価格比較アプリ・せどり用スマホアプリなど(無料版から始められる) |
| 梱包資材 | ダンボール・緩衝材・OPP袋・ガムテープなど |
| 銀行口座・決済手段 | 売上金の受け取り用口座、仕入れ用のクレジットカード |
| 保管スペース | 在庫を保管できるスペース(自宅の一角でも可) |
| 帳簿・記録の仕組み | 仕入れ値・売却額を記録する家計簿アプリやスプレッドシート |
せどりを始めるのに開業届は必要?
せどりを個人で行う場合、必ずしも開業届の提出が必須というわけではありませんが、継続的に利益を得る事業として行う場合は税務署への開業届の提出を検討する人が多いです。判断に迷う場合は、最寄りの税務署や税理士に確認することをおすすめします。
また、古物営業法上の「古物」を仕入れて販売する場合は、古物商許可が必要になるケースがあります。ここでいう古物には中古品だけでなく、フリマアプリなどで個人から仕入れた「新品未使用」品のように、一度取引に供された未使用品も含まれる点に注意が必要です。メーカーや卸会社から直接新品を仕入れる場合(卸・仕入れサイトを使う電脳せどりなど)は対象外となることが一般的ですが、フリマアプリや個人から中古品・未使用品を仕入れて転売する場合は許可が必要になることがあります。該当するかどうかは仕入れ方法によって判断が分かれるため、自己判断せず、必ず営業所を管轄する警察署(公安委員会)に問い合わせてから仕入れを始めましょう。
STEP1 商品リサーチのやり方|利益が出る商品の見つけ方

せどりで最も重要なのが、この商品リサーチのステップです。「なんとなく安そうだから」で仕入れると、想定していたより売れずに在庫だけが残ってしまいます。
儲かる商品に共通する3つの特徴
- 仕入れ値と販売価格の差(利益率)が明確であること。送料や販売手数料を引いた後も一定の利益が残るかを事前に計算する
- 需要が安定している、または季節性が読めること。一時的なブームだけに頼ると在庫リスクが高まる
- 競合の出品数が極端に多すぎないこと。同じ商品を出品するライバルが多いと値下げ競争になりやすい
リサーチの基本は「売れている実績があるか」「その価格でも利益が出るか」を仕入れ前に必ず確認することです。感覚で仕入れず、数字で判断する習慣をつけましょう。
リサーチに使える方法・視点
| リサーチの視点 | 確認するポイント |
|---|---|
| 販売実績の確認 | 同じ商品が実際にいくらで売れているか、売れるペースはどれくらいか |
| 相場の変動 | 時期によって価格が上下していないか(季節商品は特に注意) |
| 手数料・送料の計算 | 販売プラットフォームの手数料と配送コストを差し引いた実質利益 |
| 競合出品数 | 同一商品を出品しているアカウント数と価格帯のばらつき |
最初のうちは、身近なジャンル(自分が詳しい趣味や、よく利用する日用品カテゴリなど)からリサーチを始めると、相場観をつかみやすくなります。
STEP2 仕入れの実践|店舗せどりと電脳せどりのやり方

リサーチで狙う商品が決まったら、実際に仕入れを行います。せどりの仕入れ方法は大きく分けて「店舗せどり」と「電脳せどり」の2つがあります。
| 方式 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 店舗せどり | 実店舗に足を運び、実物を見て仕入れる。値引き品・在庫処分品を狙いやすい | 近隣に量販店やアウトレットが多い人、実物を確認して仕入れたい人 |
| 電脳せどり | ネット卸サイトやECサイトから仕入れる。移動時間や交通費がかからず、スキマ時間で完結しやすい | 本業と両立したい人、店舗に行く時間が取りにくい人 |
初心者には、時間の融通が利きやすい電脳せどりから始める人が多い傾向にあります。まずは少額から試して、リサーチした利益計算どおりに売れるかを検証してみましょう。
電脳せどりの仕入れ先の選び方
電脳せどりでは、どの仕入れ先(卸サイト)を使うかが重要な分かれ道になります。個人でも登録できる卸・仕入れサイトを選ぶ際は、次の点を確認しましょう。
- 会員登録費・年会費が無料かどうか
- 見積もりなしで価格を確認できるか(個別問い合わせが必要なサイトは初心者にはハードルが高い)
- 取扱ジャンル・出品社数の幅広さ
- クレジットカードなど、少額から使える決済手段があるか
たとえばNETSEA(ネッシー)は、株式会社SynaBizが運営する会員登録無料の卸・仕入れサイトで、メーカーや問屋(卸会社)が出品する商品を、見積もり不要でそのまま比較・購入できるのが特徴です。個人でもアカウントを作成すれば商品を検索・注文でき、電脳せどりの仕入れ先の候補として検討しやすいサービスの一つです。
仕入れの際は、1つの仕入れ先に依存せず、複数のサイトや店舗を比較しながら「本当にリサーチどおりの利益が出るか」を都度チェックする姿勢が大切です。
STEP3〜5 出品・梱包発送・在庫管理のコツ

仕入れが終わったら、出品→梱包発送→在庫管理という後半のステップに進みます。ここを丁寧に行うかどうかで、リピート購入やアカウントの評価に差が出ます。
出品文の書き方とプラットフォームの使い分け
出品文では、商品の状態・付属品の有無・サイズや型番を具体的に書くことが、購入後のトラブル防止につながります。曖昧な表現より、実物を見たままの情報を正確に記載しましょう。
| 販売先 | 特徴 |
|---|---|
| Amazon | 集客力が高く、FBA(配送代行)を使えば発送作業を外部委託できる。手数料はカテゴリごとに異なる |
| メルカリ | フリマアプリの中でも利用者が多く、個人間取引に向く。写真の見せ方が売れ行きを左右しやすい |
| ヤフオク | オークション形式・即決形式を選べる。コレクター向け商品との相性が良いとされる |
商品ジャンルによって、どのプラットフォームが売れやすいかは変わります。同じ商品でも複数の販売先でリサーチし、最も需要が高い場所に絞って出品するのが効率的です。
梱包・発送でクレームを防ぐ3つのポイント
- 傷や汚れが心配な商品は緩衝材でしっかり保護する
- 精密機器や割れ物は、外側から見て分かるように丁寧に梱包する
- 発送後は追跡番号を控え、配送状況を購入者に共有できるようにしておく
梱包や発送対応の丁寧さは、購入者からの評価に直結します。評価が積み上がるほど、次の販売もスムーズになりやすいため、初期の数件は特に丁寧に対応することをおすすめします。
せどりで得た利益の確定申告と税金の基礎知識
※本記事は情報提供を目的としており、税務に関する最終判断はご自身の状況に応じて税務署・税理士にご確認ください。
「年間20万円の壁」とは
会社員が副業としてせどりを行い、給与以外の所得(せどりで得た利益)が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要になるとされています。20万円以下であっても、住民税の申告が別途必要になるケースがあるため、金額の大小にかかわらず、収支は記録しておくことが望ましいです。
判断に迷う場合や、扶養の範囲・本業の年末調整との兼ね合いなど個別の事情がある場合は、税務署や税理士に確認することをおすすめします。
せどりの経費にできるもの・できないものの例
| 経費にできる可能性があるもの | 経費にできないもの |
|---|---|
| 仕入れにかかった商品代金 | プライベートで使った生活費 |
| 梱包資材・送料 | せどりと関係のない支出 |
| リサーチツールの利用料 | 家事按分が認められない部分の家賃・光熱費 |
| 仕入れのための交通費 | 領収書・記録が残っていない支出 |
経費にできるかどうかは個別の事情によって判断が分かれるため、迷った項目は必ず領収書やレシートを保管し、税務署や税理士に確認しながら記帳することをおすすめします。
せどり初心者が挫折しやすい5つの失敗パターン
| 失敗パターン | 対策 |
|---|---|
| リサーチせず「安いから」で仕入れてしまう | 仕入れ前に利益計算をシミュレーションする習慣をつける |
| 在庫を抱えすぎて資金がショートする | 最初は少額・小ロットから始め、回転を確認しながら仕入れ量を増やす |
| 出品文が雑で購入されない・クレームになる | 商品の状態を正確に記載し、写真を複数枚用意する |
| 確定申告・記帳を後回しにする | 仕入れと売上をその都度記録し、年末に慌てないようにする |
| 一つの仕入れ先・ジャンルに依存しすぎる | 複数の仕入れ先やジャンルを比較しながらリスクを分散する |
失敗の多くは「事前のリサーチ不足」と「記録の後回し」に起因します。最初の数件は利益よりも、リサーチ→仕入れ→出品→発送の一連の流れに慣れることを優先するとよいでしょう。
他の在宅でできる副業と時給換算で比較したい場合は、副業おすすめコスパ最強15選、クラウドソーシングとの掛け合わせを検討したい場合は、クラウドソーシングおすすめ比較もあわせて確認してみてください。せどりと組み合わせることで、収入源を分散させやすくなります。
せどりのやり方に関するよくある質問
せどり初心者は何から始めればいいですか?
まずは自分が詳しいジャンルや、よく利用する日用品カテゴリで商品リサーチから始めるのがおすすめです。いきなり大きな資金を投じず、少額・小ロットでリサーチ→仕入れ→出品→発送の一連の流れを一通り経験し、利益計算どおりに売れるかを確認しながら仕入れ量を増やしていくと、失敗のリスクを抑えやすくなります。
せどりはやめたほうがいいと言われるのはなぜですか?
「せどりはやめたほうがいい」という意見が出る背景には、リサーチ不足のまま仕入れて在庫を抱えてしまうケースや、確定申告・古物商許可などのルールを確認しないまま進めてしまうケースがあると考えられます。仕組みそのものが悪いわけではなく、事前の準備と記録を丁寧に行うかどうかで結果が大きく変わるビジネスだと理解しておくとよいでしょう。
せどりで月にどれくらい稼げますか?
稼げる金額は、投じる時間・資金・リサーチの精度によって個人差が非常に大きく、一概には言えません。本記事で紹介したステップをもとに、まずは小さな金額でシミュレーションと実践を繰り返し、自分なりの利益計算の型を作っていくことが結果につながりやすい進め方です。
せどりに古物商許可は必ず必要ですか?
メーカーや卸会社から直接新品を仕入れて販売する場合は対象外となることが一般的ですが、中古品(古物)はもちろん、フリマアプリなどで個人から仕入れた「新品未使用」品を転売する場合も古物商許可が必要になることがあります。仕入れ方法によって判断が分かれるため、始める前に営業所を管轄する警察署(公安委員会)に確認しておくと安心です。
まとめ|せどりは「リサーチ→仕入れ→出品→発送→確定申告」の型を身につければ続けられる
せどりのやり方は、特別な資格や大きな元手がなくても始められる一方で、リサーチを怠ると在庫リスクを抱えやすいビジネスでもあります。今回紹介した5つのステップを振り返っておきましょう。
- 商品リサーチ:仕入れ前に利益計算をシミュレーションする
- 仕入れ:店舗せどり・電脳せどりを使い分け、仕入れ先を比較する
- 出品:商品の状態を正確に記載し、プラットフォームを使い分ける
- 梱包発送:丁寧な梱包でクレームを防ぎ、評価を積み上げる
- 確定申告:仕入れ・売上を記録し、年間20万円の壁を意識する
まずは小さな資金・小さなロットから、この一連の流れを一通り経験してみることが、せどりを継続するための一番の近道です。副業全体の選択肢を比較したい方は、副業 在宅 初心者におすすめ10選もあわせてチェックしてみてください。





