
MacBook Pro中古は後悔する?M1・M2・M3の選び方とデメリット・買う前の確認点【2026年11月】
「MacBook Proは欲しいけれど、新品は気軽に買える値段ではない。中古で買って後悔しないだろうか」。MacBook Proの中古を調べている方が引っかかるのは、たいてい次の3点です。どのモデル・どのチップを選べばいいのか、あとどれくらい使えるのか、中古ならではの落とし穴はないのか。
この記事では、MacBook Proの中古に絞って、買う前に押さえたい判断基準を整理します。Apple公式で確認したmacOS 27の対応状況、2026年11月時点の中古相場の目安、バッテリーの見方、整備済み品と中古店の違いまで順に見ていきます。M1搭載13インチの「いつまで使えるか」を詳しく知りたい方はMacBook Pro M1(13インチ)はいつまで使える?、ノートパソコン全体の中古選びは中古ノートパソコンのおすすめで扱っています。この記事は「Proを中古で買うときの後悔回避」に特化します。
結論:MacBook Pro中古が向いている人・向いていない人
MacBook Proの中古は、Apple独自チップ搭載機を新品よりかなり安く使い始めたい人に向いています。一方で、バッテリーの状態を確認せずに価格だけで選ぶと、後悔につながりやすくなります。
向いている人は次のとおりです。
- 文書作成・Web・オンライン会議に加え、写真の現像や軽めの動画編集もしたい
- 新品の現行Proは高すぎるが、Airより画面の明るさやバッテリーの余裕が欲しい
- 保証と返品条件が明記された販売元を選べる
向いていない人は次のとおりです。
- 用途がWebと文書作成だけで、軽さと価格を最優先する人(Airのほうが割安で軽いことが多い)
- 5年以上、最新のmacOSで使い続けたい人(古い世代ほど対応終了が近づく)
- Intelチップ搭載のMacBook Proを「安いから」という理由だけで選ぼうとしている人
結論として、中古で買うならApple独自チップ搭載機を選び、バッテリーと保証を確認できる購入先から買うのが、後悔しにくい進め方です。
MacBook Pro中古のモデル別の違い:M1・M2・M3・M4

2026年11月時点で、中古の現実的な候補になるのはApple独自チップ搭載のモデルです。Appleの公式ページ「macOS 27 Golden Gate is compatible with these computers」(英語ページ、2026年9月14日公開)に掲載されているMacBook Proは、次のとおりです。
| 掲載されているモデル(ページの表記) |
|---|
| MacBook Pro(13-inch, M1, 2020) |
| MacBook Pro(14-inch, 2021)/MacBook Pro(16-inch, 2021) |
| MacBook Pro(13-inch, M2, 2022) |
| MacBook Pro(14-inch, 2023)/MacBook Pro(16-inch, 2023) |
| MacBook Pro(14-inch, 2024)/MacBook Pro(16-inch, 2024) |
| MacBook Pro(14-inch, M5)、14-inch・16-inch(M5 ProまたはM5 Max) |
このページに、IntelチップのMacBook Proは掲載されていません。Intel機は最新のmacOSの対象から外れているため、安さにひかれても慎重に判断してください。
モデルごとの特徴は、次のように整理できます。
| 比較項目 | 13インチ(M1・M2) | 14・16インチ(M1 Pro以降) |
|---|---|---|
| 本体サイズ | 持ち運びしやすい | 大きく重め(特に16インチ) |
| 端子 | 少なめ | HDMI・SDカードスロットなどが付く世代あり |
| Touch Bar | あり | なし |
| 向く用途 | 日常作業から軽めの制作 | 動画編集・開発などの重い作業 |
13インチ(M1・M2)にはTouch Barが搭載されています。好みが分かれる部分なので、実機やレビューで確認してから選ぶと安心です。14インチ・16インチは、2021年のM1 Pro / M1 Maxモデル以降が候補です。
なお、同じ「M1」でも、13インチのM1と14インチ・16インチのM1 Pro / M1 Maxは別の機種です。商品ページで「13インチ」「14インチ」の表記とチップ名を必ず確認してください。
MacBook Pro中古の相場(2026年11月時点の目安)
中古価格の目安は、楽天市場の中古ショップで販売中の商品価格を毎朝集計している「used-lab.jp」の相場データ(中古MacBookの相場価格、2026年10月31日時点)を参考にしています。各機種の最小構成を基準にした中央値で、新品・未使用品や、バッテリー状態が80%未満・劣化表記のあるもの、難あり品は集計から除外されています。
| モデル | 中古相場の目安(2026年10月31日時点) |
|---|---|
| 13インチ(2020・M1) | 82,480円 |
| 13インチ(2022・M2) | 112,890円 |
| 14インチ(2021・M1 Pro / M1 Max) | 159,800円 |
| 16インチ(2021・M1 Pro / M1 Max) | 149,290円 |
| 14インチ(2023・M3) | 167,055円 |
| 14インチ(2023・M2 Pro / M2 Max) | 193,130円 |
| 14インチ(2024・M4) | 247,980円 |
16インチ(2023・M2 Pro/Max)などは対象商品が少なく参考値扱いのため、表からは省いています。同じ機種でも、メモリ・容量・外観ランクで価格は大きく変わります。表の数値はあくまで目安で、購入前に必ず販売ページの最新価格を確認してください。
13インチ(M1)とM2の差は約30,000円です。M1は2020年発売で、M2は2022年発売。macOS 27の掲載はどちらにもありますが、将来の対象に長く残る余裕を重視するなら、差額に納得できるかが分かれ目になります。
なお、ノートパソコン全体を扱う記事では、リファービッシュ品専門のBack Marketの価格(M1搭載のMacBook Proが10万円台)を載せています。集計元と時点が異なるため、数値が違って見えるのはそのためです。
MacBook Pro中古はいつまで使える?
Appleは各機種のサポート終了時期を事前に公表していません。確認できる事実は、2026年11月時点でM1搭載の13インチ(2020)を含むApple独自チップ搭載のProがmacOS 27の対応一覧に掲載されている、という点までです。
「あと何年使えるか」は断定できないため、購入前に次のように考えておくと判断しやすくなります。
- 掲載されているかどうかは、Appleの対応一覧で確認する
- 世代が新しいほど、対象に長く残る可能性は高い(保証はない)
- 対象から外れても、1つ前のmacOS向けのセキュリティ更新が続くことがある
M1搭載13インチの詳しい見方は別記事で整理しています。Airとの比較を知りたい方は、MacBook Air M1やMacBook Air M2の記事も参考になります。
MacBook Pro中古のデメリット・後悔しやすいポイント

中古のMacBook Proで後悔しやすいのは、次のようなパターンです。
バッテリーの劣化に気づかず購入した
最大の注意点がバッテリーです。中古は前の持ち主の使い方が分かりません。Appleは、MacBookのバッテリーはフル充電サイクルを1,000回ほど繰り返しても、元の容量の最大80%を維持できるように設計されていると説明しています(Apple公式)。発売から数年が経った個体は、この目安に近づいている可能性があります。
購入前に確認したいのは次の3点です。
- 商品ページにバッテリーの最大容量や充放電回数の記載があるか
- バッテリー交換済みかどうか
- バッテリーに関する保証があるか
届いたら、システム設定のバッテリーの項目で状態と最大容量を確認しましょう。保証対象外のバッテリー交換はAppleが有料で受け付けています。料金は機種ごとに異なるため、購入前にApple公式の修理料金ページで確認してください(本記事では金額を断定しません)。
メモリとストレージが足りなかった
MacBookのメモリとストレージは、購入後に増設できません。13インチ(M1, 2020)の標準構成はメモリ8GB(16GBに変更可能)、ストレージ256GB(最大2TBまで変更可能)です(Apple公式の技術仕様)。中古は標準構成の個体が多く、動画編集や複数アプリの同時利用では不足を感じることがあります。価格の安さだけで選ぶ前に、必要な容量を決めておきましょう。
13インチと14・16インチを取り違えた
相場表でも分かるとおり、13インチと14・16インチでは価格帯も性能の方向性も異なります。「MacBook Pro M1」という名前だけで探すと、取り違えやすい点に注意してください。
Intel機を選んでしまった
Intel搭載のMacBook Proは中古市場に多く、価格も安く見えます。ただし、前述のとおりAppleの対応一覧には掲載されていません。長く使う前提なら、避けるのが無難です。
Airで十分だった
用途が文書作成とWeb中心なら、同世代のMacBook Airで足りることも多く、軽く持ち運びやすい利点があります。Proを選ぶ理由が「画面の明るさ」「バッテリー」「端子」「高い負荷の作業」にあるかを、先に整理しておくと失敗しにくくなります。
MacBook Pro中古の「整備済み品」と「一般の中古」の違い
同じ中古でも、販売形態によって安心感が変わります。主な違いは次のとおりです。
| 種類 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| Apple公式の整備済製品 | Appleの認定プロセスを経た製品 | 2026年11月2日に確認した時点では、掲載の中心はM4・M5世代で、価格は273,800円からの表示 |
| リファービッシュ品(Back Marketなど) | 専門業者が検査・クリーニングし、保証付きで販売 | 在庫と価格は変動するため購入前に検索で確認 |
| 国内の中古ショップ | 実店舗で現物を確認できる店舗もある | 保証期間と返品条件は店舗ごとに異なる |
| フリマアプリ・オークション | 最安値を狙える | 基本的に保証なし。バッテリーや動作不良は自己責任 |
Apple公式の整備済製品ページでは、「すべての製品に対し、厳しい認定プロセスを実施しています」と案内されています。ただし、M1・M2世代のような旧世代は、確認時点で主な掲載に見当たりませんでした。保証や返品の詳細は、購入前に公式ページで確認してください。
MacBook Pro中古をお得に、安全に買う方法

MacBook Proは高額なので、価格だけでなく保証と返品条件で購入先を選ぶのが基本です。リファービッシュ品を扱うBack Marketは、公式サイトで1年間の動作保証や商品到着日から30日以内の返品が案内されています。バッテリーの保証条件は商品やグレードによって異なるため、購入前に各商品ページで最大容量の基準と保証の範囲を確認してください。保証や評判の詳細はバックマーケットの評判は?後悔しない注意点とデメリット・保証を検証にまとめています。
リファービッシュ品(整備済製品)を買うなら【Back Market】 ![]()
購入前には、次の項目を販売ページで確認しましょう。
- モデル名(13インチ・14インチ・16インチ)とチップ名
- メモリ・ストレージの構成
- バッテリーの状態(最大容量・交換済みか)
- 保証期間と返品の条件、送料の負担
- 外観ランクの基準
- 付属品(充電器・ケーブル)の有無
届いたらすぐに、画面表示・キーボード・トラックパッド・端子・充電・スピーカー・カメラを一通り試してください。問題があれば、返品期間内に連絡するのが鉄則です。
よくある質問
MacBook Proの中古は何年前のモデルまで買ってよいですか?
2026年11月時点では、AppleのmacOS 27対応一覧に掲載されている2020年発売のM1搭載13インチが下限の目安です。IntelチップのMacBook Proは掲載されていないため、避けるのが無難です。長く使いたいなら、より新しい世代を選ぶと余裕があります。
MacBook Pro中古はM1とM2のどちらがおすすめですか?
用途が文書作成・Web・軽い写真編集なら、価格が安いM1で十分なことが多いです。2026年10月31日時点の相場では、13インチのM1とM2に約30,000円の差があります。差額に見合う用途がなければM1が割安です。
MacBook Pro中古のバッテリーはどのくらいなら安心ですか?
Appleは、フル充電サイクル1,000回で元の容量の最大80%を維持するよう設計していると説明しています。販売ページに最大容量の記載があればその数値を確認し、記載がない場合は保証と返品条件を重視して選びましょう。
MacBook Pro中古は保証なしで買っても大丈夫ですか?
価格が高く、初期不良やバッテリーの不具合が見つかった際の負担が大きいため、保証のない個人間取引はおすすめしにくいです。保証期間と返品条件が明記された販売元から選ぶと、購入後の不安を減らせます。
MacBook Pro中古とMacBook Air中古はどちらを選ぶべきですか?
文書作成とWeb中心で軽さを重視するなら、Airが向いています。画面の明るさ、端子の多さ、重い作業での余裕を重視するなら、Proが候補になります。用途を先に決めると迷いにくくなります。
MacBook Proはいつまで使えますか?
Appleはサポート終了時期を事前に公表していないため、断定はできません。2026年11月時点では、M1搭載の13インチを含むApple独自チップ搭載のProがmacOS 27の対応一覧に掲載されています。購入前に公式の対応一覧で確認してください。
まとめ:MacBook Pro中古はモデルとバッテリーを確認すれば後悔しにくい
MacBook Proの中古で後悔しないための要点は次のとおりです。
- 候補はApple独自チップ搭載機。IntelチップのProはmacOS 27の対応一覧にない
- コスパ重視なら13インチのM1、新しめを選ぶならM2以降、重い作業なら14・16インチ
- バッテリーの状態、メモリ・ストレージの構成、13インチか14・16インチかを購入前に確認する
- 保証と返品条件が明記された購入先を選ぶ
価格の目安は2026年11月時点のもので、日々変動します。購入前には、販売ページの最新価格と保証内容を必ず確認してください。





