
MacBook Pro 2017はいつまで使える?Ventura止まりの中古は買うべきか【2018・2019との違いも】
MacBook Pro(13-inch / 15-inch, 2017)のサポート状況(早見表)
- 発売年
- 2017年
- チップ
- Intel Core i5 / i7(13インチ)、Intel Core i7(15インチ)
- macOS 27
- 非対応(最後の大型アップデートはmacOS 13)
- Apple Intelligence
- 対象外
- バッテリー設計
- フル充電サイクル1,000回の時点で本来の容量の最大80%を維持する設計
Apple公式で確認(2026年11月6日): macOS 27対応機種 / 技術仕様 / バッテリー
「MacBook Pro 2017が5万円前後で売られているけれど、今から買ってもまだ使えるのか」「持っている2017年モデルはいつまで使えるのか」。どちらの疑問も、この機種の現状を整理すれば答えが見えてきます。結論から言うと、Appleの公式ページでは、2017年のMacBook Proの最終対応OSは「macOS Ventura」と記載されています。さらに、Appleのビンテージ・オブソリート製品のリストでは、2017年モデルは「オブソリート製品」に入っています。
この記事では、Apple公式で確認できる事実と、確認できない部分を分けて整理します。13インチ(Touch Barなし/あり)と15インチの違い、2018年・2019年モデルとの違い、買うならどんな人に向くのか、現実的な代替までまとめました。
MacBook Pro 2017はいつまで使える?結論と向いている人・向いていない人

結論は次のとおりです。
- 最新のmacOSには上げられない: Appleの識別ページで、2017年の各モデル(13インチ2種、15インチ)の最終対応OSは「macOS Ventura」と記載されています(Apple公式)
- 本体がすぐ動かなくなるわけではない: ただしOSの更新が事実上止まった状態で、新しいアプリや機能からは取り残されていきます
- 修理の面でも厳しい: Appleのリストでは「オブソリート製品」にあたり、Appleはオブソリート製品のハードウェア修理を受け付けていません(Apple公式)
- サポートの終了時期は未発表: セキュリティ更新をいつまで続けるかは、Appleが機種ごとに公表していません
向いている人は、価格を最優先して、Webブラウジングや書類作成など軽い用途に絞り、短期間のサブ機として割り切れる人です。
向いていない人は、これから数年メイン機として使いたい人、仕事の機密データやネットバンキングを扱う人、動画編集や開発など負荷の高い作業をしたい人です。こうした人は、Apple Siliconを搭載したMacを検討するほうが安心です。古い機種を無理に勧めることはしません。
MacBook Pro 2017のmacOSサポートはいつまで?確認できる事実と目安
Apple公式で確認できた事実を整理します。
- Appleの識別ページに、2017年の3モデル(13インチ・Thunderbolt 3ポート×2、13インチ・Thunderbolt 3ポート×4、15インチ)の最終対応OSとして「macOS Ventura」と記載されています
- 最新のmacOS 27 Golden Gateの対応機種一覧(Apple公式、英語ページ)にIntel搭載のMacBook Proは載っておらず、最も古い掲載は2020年発売のM1搭載13インチです
- Appleのセキュリティリリース一覧で確認できた最新のVentura向け更新は13.7.8(2025年8月20日)です。同じ一覧では、2026年10月26日にSequoia 15.8.2、Tahoe 26.7.2、Golden Gate 27.2が配信されています
- 出荷時のOSは、技術仕様ページでmacOS High Sierraと確認できます(13インチ・ポート×4と15インチ)
つまり、Ventura向けの更新はすでに1年以上確認できず、実質的には更新が止まっている状態と見るのが現実的です。ただし、今後の更新がないと言い切れる公式の発表はなく、これは確認できた配信履歴からの推測です。
お使いのMacで選べるOSは、「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で確認できます。
MacBook Pro 2017の対応OSの整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 最終対応OS(Apple識別ページの記載) | macOS Ventura |
| macOS 27 Golden Gate | 対象外(Intel搭載のMacBook Proは対応機種に載っていない) |
| ビンテージ/オブソリート | オブソリート製品(Appleのリスト) |
| Apple Intelligence | 対象外(Apple日本の公式サイトの対応機種はM1以降のMac) |
MacBook Pro 2017の特徴と弱点・デメリット

2017年モデルは、同じ年でも3種類あります。中古では型番の違いが使い勝手を大きく左右します。
13インチは2種類、Touch Barの有無とポート数が違う
Appleの技術仕様ページで確認できた違いは次のとおりです。
| 項目 | 13インチ(ポート×2) | 13インチ(ポート×4) | 15インチ |
|---|---|---|---|
| ポート | Thunderbolt 3(USB-C)×2、3.5mmヘッドフォンジャック | Thunderbolt 3(USB-C)×4、3.5mmヘッドフォンジャック | Thunderbolt 3(USB-C)×4、3.5mmヘッドフォンジャック |
| Touch Bar / Touch ID | 仕様ページに記載なし(ファンクションキー12個の物理キー構成) | あり | あり |
| プロセッサ | デュアルコア Intel Core i5(オプションでCore i7) | デュアルコア Intel Core i5(オプションでCore i5/i7) | 4コア Intel Core i7 |
| バッテリー | 54.5Wh | 49.2Wh | 76.0Wh |
| ディスプレイ | 13.3インチ 2,560×1,600 | 13.3インチ 2,560×1,600 | 15.4インチ 2,880×1,800 |
ポート×2のモデルの仕様ページには、12個のファンクションキーを備えたキーボードの記載があり、Touch Barの記載はありません。ポート×4の13インチと15インチは、Touch BarにTouch IDセンサーを内蔵しています。Touch Barの有無は、中古の商品写真でキーボード上部を見て確認してください。ポートはすべてUSB-Cで、HDMI端子やSDカードスロット、従来のUSB-A端子はありません。周辺機器が多い人は変換アダプタが必要です。
Intel搭載機であることの制約
2017年モデルはIntelプロセッサを搭載しています。Apple Siliconのような電力効率の高さは期待しにくく、発売から9年以上経った個体は、動作の重さやファン音、発熱が気になる場面もあります。AppleのIntel Macは、新しいmacOSの対象から段階的に外れており、2017年モデルはその初期に外れた世代です。
キーボードの不具合リスクを知っておく
この世代のMacBook Proは、薄型のキーボードでキー入力の不具合が話題になりました(Apple公式の技術仕様ページには構造の名称までは書かれていません)。Appleにはキーボードの修理プログラムがありましたが、Apple公式ページには「お探しの修理サービスプログラムは終了しました」と表示されます。さらにオブソリート製品のため、修理は受け付けられません。中古では、全キーの反応を確認できる販売店を選ぶのが現実的です。
メモリとストレージは後から増やせない
技術仕様では、メモリはオンボードで、ストレージとともに購入後の増設はできません。13インチの標準構成は8GBメモリ、128GBまたは256GBのSSDからで、購入時の構成によって大きくなります。中古では、構成の確認が欠かせません。
MacBook Pro 2017と2018・2019年モデルの違いは?Intel世代で比べる
同じIntel世代でも、2018年・2019年モデルは対応OSが長くなっています。Appleの識別ページに記載された最終対応OSは次のとおりです。
| モデル | 最終対応OS(Apple識別ページの記載) | ビンテージ/オブソリート(Appleのリスト) |
|---|---|---|
| 2017年(13インチ2種・15インチ) | macOS Ventura | オブソリート |
| 2018年(13インチ・ポート×4、15インチ) | macOS Sequoia | オブソリート |
| 2019年(13インチ2種、15インチ) | macOS Sequoia | ビンテージ |
2018年・2019年のモデルは、2017年モデルより新しいSequoiaまで対応しています。Sequoia向けには2026年10月26日に15.8.2が配信されており(Apple公式のセキュリティリリース一覧)、現時点では更新が続いています。ただし、Sequoiaも最新のGolden Gateの2世代前にあたります。
2018年・2019年の詳細は、同じIntel世代のMacBook Airで整理したMacBook Air 2018の中古はいつまで使える?やMacBook Air 2019はいつまで使える?も参考になります。なお、2019年の16インチは最終対応OSがmacOS Tahoe 26と記載されており、この記事で扱う2017〜2019年の13・15インチとは別枠です。
MacBook Pro 2017の中古は今買うべき?後悔しやすいポイント

2017年モデルを買うメリットは、価格が安いことと、Thunderbolt 3搭載のMacを手軽に試せることです。デメリットは、最新OSに上げられないこと、修理を受け付けてもらえないこと、バッテリーが劣化している可能性が高いことです。
後悔しやすいのは、次のようなケースです。
- 数年メインで使うつもりが、アプリの対応OSが合わなくなる
- 価格の安さだけで2017年を選び、新しいOSが必要な場面があとから出てくる
- バッテリーや保証の条件を見ずに買う
以下の用途なら、割り切って使えます。
- 文書作成、Web閲覧、動画視聴が中心
- 子どもの学習用や自宅のサブ機
- 数か月〜1、2年のつなぎ
逆に、3年以上使いたい、ネットバンキングや仕事の機密データを扱う、という人には勧めにくい機種です。同じ予算の延長で、M1以降を選べないか確認してください。M1搭載の13インチは、macOS 27の対応機種に載っています。詳しくはMacBook Pro M1はいつまで使える?とMacBook Air M1はいつまで使える?で解説しています。
MacBook Pro全体の世代別の選び方はMacBook Proの中古はどれを選ぶ?で整理しています。
MacBook Pro 2017を買うならどこが安心?購入先の比較
保証と返品条件がはっきりした販売店を選ぶことが、古い機種ほど重要です。
| 項目 | Back Market | Apple整備済製品 | 国内中古ショップ |
|---|---|---|---|
| 保証 | 1年間の動作保証+30日間の返品(商品ページに表示) | 在庫は変動(購入前に公式サイトで確認) | 店舗による |
| バッテリー | 商品ページに「80〜100%を保証」と表示(2017年モデルのページ) | 公式サイトで確認 | 店舗による |
| 2017〜2019年モデル | 在庫あり(2026年11月6日時点・変動あり) | 在庫は変動 | 店舗・在庫次第 |
2026年11月6日にBack Marketで確認したところ、「MacBook Pro(2017, Intel)」は最安¥48,990(税込)、2018年モデルは最安¥52,166、2019年モデルは最安¥57,800で、いずれも在庫があり、カートに追加できました。価格と在庫は日々変動し、グレードやメモリ・容量で大きく変わるため、購入時に必ず最終価格を確認してください。
確認した2017年モデルの商品ページ(13インチ・Core i5 3.1GHz・256GB・8GBメモリ・Cグレード)には、「ソフトウェア更新は限定的」という表示がありました。Back Marketも、OSの更新が限られることを購入前に明示している点は、誠実な情報と言えます。目立つ傷や凹みがあるグレードのため、外観よりも価格を優先する人向けです。
リファービッシュ品(整備済製品)を買うなら【Back Market】 ![]()
Back Marketの保証やバッテリー条件の詳細は、バックマーケットの評判は?後悔しない注意点とデメリット・保証を検証で整理しています。
MacBook Pro 2017を買う前の現実的な代替案
「軽い用途だけ」と決めているなら2017年モデルも選択肢ですが、予算に余裕があるなら、次の順に検討してください。
- 長く使うなら、M1以降のMacBook AirやMacBook Pro(macOS 27の対応機種)
- 数万円台で収めたいなら、2018年・2019年モデルの状態の良い個体(Sequoiaまで対応)
- どうしても安さ優先なら、2017年モデルを短期のサブ機として
Back Marketでは、同日にMacBook Air(M2 series)が最安¥103,881と表示されていました(検索結果、2026年11月6日時点)。2017年モデルとは倍以上の差があるため、予算と使う年数を天秤にかけて選んでください。M1搭載機の在庫は時期により変わるので、購入前に検索して確認することをおすすめします。
MacBook Pro 2017を安く買うコツ
価格は、画面サイズ、メモリ・ストレージ容量、外観グレード、バッテリー条件、在庫によって変わります。安く買うコツは次の3つです。
- 外観の傷は割り切り、予算をメモリ・容量・バッテリーに回す
- 保証期間と返品条件が明記された販売店で買う
- 届いたらすぐ、全キーの反応、ポート、充電、バッテリーの減り方を確認し、問題があれば返品期間内に連絡する
よくある質問
MacBook Pro 2017はmacOS 27にアップデートできますか?
できません。Appleの対応機種一覧に、Intel搭載のMacBook Proは載っておらず、2017年モデルの最終対応OSはmacOS Venturaと記載されています。
MacBook Pro 2017のサポートは何年まで続きますか?
Appleはセキュリティ更新の終了時期を機種ごとに公表していません。確認できた事実は、最終対応OSがVenturaであること、Ventura向けの最新更新が2025年8月の13.7.8であること、Appleのリストではオブソリート製品であることです。
MacBook Pro 2017はまだ使えますか?
はい、本体は動作します。ただしOSの更新が限られるため、軽い用途にとどめ、機密データを扱う作業は避けるのが安心です。
MacBook Pro 2017はオブソリート製品ですか?
はい。Appleのビンテージおよびオブソリート製品のリストでは、2017年の13インチ2種と15インチはオブソリート製品に掲載されています。オブソリート製品は、販売店への供給停止から7年以上の製品を指します。
MacBook Pro 2017と2019はどちらを買うべきですか?
予算が許すなら2019年がおすすめです。最終対応OSがSequoiaで、Appleのリストでもビンテージ製品にとどまっています。Back Marketでは2026年11月6日時点で、2017年は最安¥48,990、2019年は最安¥57,800でした。価格差と状態を見て判断してください。
MacBook Pro 2017はApple Intelligenceに対応していますか?
対応していません。Apple日本の公式サイトでは、Apple Intelligenceの対応機種にM1以降のMacが挙げられています。
MacBook Pro 2017の中古はどこで買うのが安心ですか?
保証と返品条件、バッテリー条件が明記された販売店を選ぶのが基本です。Back Marketの商品ページでは、1年間の動作保証と30日間の返品が案内されています。購入前に最終価格と保証規定を確認しましょう。
まとめ
MacBook Pro 2017は、Appleの公式情報で最終対応OSがmacOS Venturaとされ、最新のmacOS 27には対応せず、オブソリート製品にも入っています。本体がすぐ使えなくなるわけではありませんが、更新が先細りする機種であり、長く安心して使える選択肢とはいえません。短期間のサブ機として割り切るか、予算が許すなら2018年・2019年モデルやM1以降を選ぶのが現実的です。中古で買うなら、保証とバッテリー条件が明確な販売店を選び、届いたらすぐに状態を確認することをおすすめします。




