
MacBook Air 2020 Intel版はいつまで使える?M1との見分け方と中古で買うべきか
MacBook Air(Retina, 13-inch, 2020)のサポート状況(早見表)
- 発売年
- 2020年
- チップ
- Intel Core i3(i5・i7も選択可)
- macOS 27
- 非対応(最後の大型アップデートはmacOS 15)
- Apple Intelligence
- 対象外
- バッテリー設計
- フル充電サイクル1,000回の時点で本来の容量の最大80%を維持する設計
Apple公式で確認(2026年10月27日): macOS 27対応機種 / 技術仕様 / バッテリー
「MacBook Air 2020はいつまで使えるのか」「中古で安く見かけるけれど、M1と何が違うのか」。この疑問が厄介なのは、2020年に発売されたMacBook Airが2種類あるからです。春に出たIntelプロセッサ搭載モデルと、秋に出たApple M1搭載モデルで、見た目はほぼ同じなのに、OSの対応状況は大きく違います。
結論から言うと、Appleの公式サポートページ「macOS 27 Golden Gate is compatible with these computers」(英語ページ)の対応機種一覧に、Intel版のMacBook Air(Retina, 13-inch, 2020)は掲載されていません。MacBook Airで掲載されているのは「MacBook Air(M1, 2020)」以降のモデルです。
この記事では、Apple公式で確認できた事実と、確認できない部分を分けて整理します。あわせて、M1モデルとの見分け方、バッテリー、ビンテージ製品の扱い、中古で買うべきかの判断基準をまとめました。
MacBook Air 2020 Intel版はいつまで使える?結論と向いている人・向いていない人

結論としては、次のように整理できます。
- 最新のmacOSには上げられない: macOS 27の対応機種一覧に掲載がなく、Appleの識別ページでは最新の対応OSが「macOS Sequoia」と記載されています(Apple公式)
- 「使えなくなる日」が来るわけではない: 本体はそのまま動きます。ただしOSの更新が先細りしていく機種では、新しいアプリや機能に取り残されやすくなります
- サポート終了時期は公式には未発表: Appleは各OSへのセキュリティ更新をいつまで続けるかを機種ごとに公表していません
- 軽い用途なら当面は動く: Webブラウジング、書類作成、動画視聴が中心ならすぐに困る場面は多くありません
向いている人は、サブ機として割り切って使いたい人、できるだけ初期費用を抑えたい人です。向いていない人は、これから3年以上メイン機として使いたい人、ネットバンキングや仕事の機密データを扱う人、最新のmacOSの機能を使いたい人です。その場合は、macOS 27に対応するM1以降のモデルを検討するほうが安心です。
MacBook Air 2020 Intel版のmacOSサポートはいつまで?確認できる事実と目安
Apple公式で確認できた事実は次の通りです。
- モデル名は「MacBook Air(Retina, 13-inch, 2020)」で、モデル識別子は「MacBookAir9,1」です
- Appleの識別ページには、このモデルの最新の対応OSが「macOS Sequoia」と記載されています
- macOS 27の対応機種一覧に、このモデルは載っていません
- Appleのセキュリティリリース一覧では、2026年9月28日にmacOS Sequoia 15.8.1が配信されています。同じ日にTahoe 26.7.1、Golden Gate 27.0.1も配信されています
- 同じ一覧のmacOS Golden Gate 27の項目には、Apple silicon搭載Macなどが挙がり、Intel搭載Macは記載されていません
つまり、現時点ではSequoiaが最後の対応OSで、その更新はまだ配信されています。ただし、Sequoia向けの更新がいつまで続くかは、Appleから約束されていません。「Intel Macへの対応がどのOSで終わるか」についてのApple自身の将来予定の記述は、今回の確認範囲では見つかりませんでした。
お使いのMacで選べるOSは、「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で確認できます。
MacBook Air 2020 Intel版の対応OSの整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル識別子 | MacBookAir9,1 |
| 最新の対応OS(Apple識別ページの記載) | macOS Sequoia |
| macOS 27 Golden Gate | 対象外(対応機種一覧に掲載なし) |
| Apple Intelligence | 対象外(Apple日本の公式サイトの対応機種はMacBook Air(M1以降)) |
ビンテージ製品になると何が変わる?
Appleは、販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品を「ビンテージ製品」、7年以上を「オブソリート製品」と定義しています(Apple公式)。Appleのビンテージおよびオブソリート製品のリストでは、MacBook Air(Retina, 13-inch, 2020)はビンテージ製品に掲載されていました。
これらの区分に入ると、Appleでの修理サービスの扱いが通常と変わります。バッテリー交換などを予定している人は、購入前にAppleの公式ページで対応可否を確認してください。
MacBook Air 2020 Intel版とM1モデルの違いは?見分け方を解説

2020年のMacBook Airは、中古市場では「MacBook Air 2020」とひとまとめに表記されることがあります。商品名に「2020」としか書かれていない出品で、Intel版かM1かを確認しないまま買うのは避けてください。
見分け方の手順
- 商品ページに「Core i3」「Core i5」「Core i7」とあればIntel版、「M1」とあればM1モデルです
- 本体を起動できるなら、画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を開き、チップまたはプロセッサの表記を確認します
- モデル識別子で見る場合、Intel版は「MacBookAir9,1」、M1モデルは「MacBookAir10,1」です(Appleの識別ページに記載)
2モデルの比較表
| 項目 | MacBook Air(Retina, 13-inch, 2020)Intel版 | MacBook Air(M1, 2020) |
|---|---|---|
| プロセッサ | Intel Core i3(標準)、i5、i7を選択可 | Apple M1 |
| モデル識別子 | MacBookAir9,1 | MacBookAir10,1 |
| macOS 27 | 対象外 | 対象 |
| 最新の対応OS | macOS Sequoia(Apple識別ページの記載) | 現時点では未定 |
| Apple Intelligence | 対象外 | 対象(Apple日本の公式サイトの記載) |
| ビンテージ製品 | 掲載あり | 2026年10月時点で確認できず |
同じ2020年モデルでも、OSの対応状況に差があります。M1モデルの詳細はMacBook Air M1はいつまで使える?で解説しています。
2019年モデルとの違い
Intel版の2020年モデルは、2019年モデルより新しい世代です。2019年モデルは最後の対応OSがSonomaで、2020年モデルはSequoiaまで対応します(いずれもAppleの識別ページの記載)。2019年モデルについてはMacBook Air 2019はいつまで使える?にまとめています。
MacBook Air 2020 Intel版のスペックと弱点・デメリット
Appleの技術仕様ページで確認できた主な仕様は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロセッサ | 1.1GHzデュアルコアIntel Core i3(標準)、クアッドコアのCore i5またはCore i7も選択可 |
| メモリ | 8GB(16GBに変更可能) |
| ストレージ | 256GB SSD(512GB、1TB、2TBに変更可能) |
| グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics |
| ディスプレイ | 13.3インチ、2,560×1,600ピクセルのIPS、True Tone対応 |
| キーボード | バックライト付きMagic Keyboard、Touch IDセンサーあり |
| ポート | Thunderbolt 3(USB-C)が2つ、3.5mmヘッドフォンジャック |
最新OSと一部機能が使えない
最新のmacOSの対象外であるため、新しいOSで追加される機能は使えません。Apple Intelligenceも、Apple日本の公式サイトで対応機種にMacBook Air(M1以降)と記載されており、このモデルは対象外です。今後はアプリ側が新しいOSを前提にしていくため、使えないアプリが出てくる可能性があります。
メモリとストレージは後から増やせない
メモリもSSDも購入後に増設できないため、中古では構成の確認が欠かせません。標準の8GBメモリと256GB SSDでも日常用途には使えますが、動画編集や大量の写真を本体に置く使い方では余裕がなくなります。
構成によって性能の幅が大きい
標準のCore i3はデュアルコアで、上位のCore i5・i7はクアッドコアです。同じ「MacBook Air 2020」でも、構成によって体感が変わる可能性があります。商品ページでプロセッサの記載を確認してください。
MacBook Air 2020 Intel版 中古のセキュリティ上の注意
OSの更新が先細りしているノートパソコンは、新しく見つかった脆弱性に対する修正を受けられなくなる可能性があります。ネットバンキングや業務データを扱う用途では特に注意が必要です。Appleが期限を公表していないため、「いつまで安全」と断定できないのが実情です。
MacBook Air 2020 Intel版のバッテリー寿命は?中古で確認したいこと

Appleの技術仕様ページによると、このモデルは49.9Whのリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、ワイヤレスインターネット最大11時間、Apple TVアプリのムービー再生最大12時間とされています。ただし、これは新品の数値です。
Appleは、MacBookのバッテリーについて「フル充電サイクルを1,000回ほど繰り返しても、元の容量の最大80%を維持できるように設計されている」と説明しています(Apple公式)。発売から5年以上が経つ個体は、使い方によってはこの目安を超えている可能性があります。
中古を選ぶときのチェックポイントは次の通りです。
- バッテリーの最大容量や充放電回数が商品ページに書かれているか
- バッテリー交換済みかどうか
- バッテリーに関する保証があるか
これらが書かれていない個体は避けるのが無難です。
MacBook Air 2020 Intel版の中古は買うべき?後悔しやすいポイント
買うメリットは、安く手に入れられる可能性があること、軽くて薄いMacを使えること、Touch IDとMagic Keyboardを備えていることです。デメリットは、最新OSに対応しないこと、バッテリー劣化、Apple Intelligenceなどの新機能が使えないことです。
後悔につながりやすいのは次のケースです。
- 「2020」とだけ書かれた出品を、M1だと思い込んで買ってしまう
- 価格の安さだけで選び、バッテリーの状態や保証を確認しない
- 数か月後に、使いたいアプリが新しいOSを要求していると気づく
選び方の目安は次の通りです。
- 数か月〜1、2年のつなぎ、サブ機として安さ優先なら、Intel版の状態の良い個体
- 3年以上使いたいなら、M1以降を選ぶ
- どの世代でも、バッテリー条件と保証期間を最優先にする
M1以降の新しいモデルはMacBook Air M2はいつまで使える?も参考になります。中古ノートPC全体の相場や選び方は中古ノートパソコンおすすめの選び方でまとめています。
MacBook Air 2020 Intel版を買うならどこが安心?購入先の比較
| 項目 | Back Market | Apple整備済製品 | 国内中古ショップ |
|---|---|---|---|
| 保証 | 1年間の動作保証+商品到着日から30日以内の返品(返送手配用URLから手配すれば送料無料) | 1年間のハードウェア製品限定保証 | 店舗による(ランクや販売店で異なる) |
| Intel版2020年モデルの取り扱い | 在庫は変動(購入前に検索で確認) | 在庫は変動(購入前に公式サイトで確認) | 店舗・在庫次第 |
Back Marketは、バッテリーについてリファービッシュ品に最大容量80%以上の保証があると公式に明記されています(公式サイトで確認、2026年10月6日時点。詳細はバックマーケットの評判は?後悔しない注意点とデメリット・保証を検証を参照)。在庫と価格は日々変わるため、購入前に検索して確認してください。
リファービッシュ品(整備済製品)を買うなら【Back Market】 ![]()
MacBook Air 2020 Intel版の中古を安く買うコツ
価格は、プロセッサ(Core i3・i5・i7)、メモリ・ストレージ容量、外観グレード、バッテリー条件、在庫によって大きく変わります。購入前に、選んだ構成の最終価格と保証条件を必ず確認してください。
- 外観の細かな傷は気にしないグレードを選び、予算をメモリ・容量・バッテリーに回す
- 保証期間と返品条件が明記されている販売店で買う
- 届いたらすぐに、モデル識別子(MacBookAir9,1)、動作、充電の減り方を確認し、問題があれば返品期間内に連絡する
なお、M1搭載機との価格差が小さい場合は、M1搭載機を優先して比較してください。
よくある質問
MacBook Air 2020 Intel版はmacOS 27にアップデートできますか?
できません。Appleのサポートページ「macOS 27 Golden Gate is compatible with these computers」(英語ページ)の対応機種に、Intel版のMacBook Air(Retina, 13-inch, 2020)は掲載されていません。Appleの識別ページでは、このモデルの最新の対応OSはmacOS Sequoiaと記載されています。
MacBook Air 2020のIntel版とM1はどう見分けますか?
Appleメニューの「このMacについて」でチップ(プロセッサ)の表記を確認するのが簡単です。モデル識別子でも区別でき、Intel版はMacBookAir9,1、M1モデルはMacBookAir10,1です。
MacBook Air 2020 Intel版のサポートは何年まで続きますか?
Appleはセキュリティ更新の終了時期を機種ごとに公表していないため、断定はできません。確認できた事実は、最新の対応OSがSequoiaであり、Appleのリストではビンテージ製品に掲載されていることです。
MacBook Air 2020 Intel版のバッテリー寿命はどのくらいですか?
Appleの技術仕様では、ワイヤレスインターネット最大11時間とされていますが、これは新品の数値です。Appleは、約1,000回のフル充電サイクルで元の容量の最大80%を維持するよう設計されていると説明しています。中古はバッテリーの状態を必ず確認してください。
MacBook Air 2020 Intel版はApple Intelligenceに対応していますか?
対応していません。Apple日本の公式サイトでは、Apple Intelligenceの対応機種にMacBook Air(M1以降)が挙げられています。
MacBook Air 2020 Intel版を今から中古で買うのは損ですか?
用途しだいです。短期間のサブ機や軽い用途なら、価格面で合理的な場合があります。3年以上使いたい、または機密データを扱う場合は、M1以降のモデルも比較したほうが安心です。
MacBook Air 2020 Intel版はビンテージ製品ですか?
はい。Appleのビンテージおよびオブソリート製品のリストでは、MacBook Air(Retina, 13-inch, 2020)はビンテージ製品に掲載されています。ビンテージ製品は、販売店への供給停止から5年以上7年未満の製品を指します。
MacBook Air 2020の中古はどこで買うのが安心ですか?
保証内容とバッテリー条件が明記されている販売店を選ぶのが基本です。Back Marketは、全商品に1年間の動作保証が付き、商品到着日から30日以内なら、返送手配用URLから手配すれば送料無料で返品できると案内しています。購入前に保証規定と最終価格を公式ページで確認しましょう。
まとめ
MacBook Air 2020 Intel版は、Appleの公式情報でmacOS 27の対応機種に載っておらず、最新の対応OSはmacOS Sequoiaです。同じ2020年発売でもM1モデルとは対応状況が異なるため、買う前に「Core iか、M1か」を必ず確認してください。短期間のサブ機として割り切るか、3年以上使うならM1以降を選ぶのが現実的です。中古で買うなら、保証とバッテリー条件が明確な購入先を選び、届いたらすぐに状態を確認することをおすすめします。
中古ノートPC全体の選び方は中古ノートパソコンおすすめの選び方、Back Marketの評判はバックマーケットの評判は?後悔しない注意点とデメリット・保証を検証も参考にしてください。





