
iPhone 8はいつまで使える?iOS 16止まりの現状と、中古で買う前に知りたい注意点
iPhone 8のサポート状況(早見表)
- 発売年
- 2017年
- チップ
- A11 Bionic
- iOS 27
- 非対応(最後の大型アップデートはiOS 16)
- Apple Intelligence
- 対象外
- バッテリー設計
- 理想的な条件下でフル充電サイクル500回の時点で本来の容量の80%を維持する設計(iPhone 14以前)
Apple公式で確認(2026年10月24日): iOS 27対応機種 / 技術仕様 / バッテリー
「iPhone 8はいつまで使えるのか」「ホームボタンのあるiPhoneを、今から中古で買っても大丈夫なのか」。2017年に発売されたiPhone 8は、発売から約9年が経ち、こうした疑問が多く検索されています。結論から言うと、iPhone 8(iPhone 8 Plusを含む)の最新OSはiOS 16で止まっており、iOS 17以降には対応していません。Appleのセキュリティ情報で確認できる最後のiPhone 8向け更新は、2026年5月11日公開のiOS 16.7.16です。
この記事は、すでにiPhone 8を使っている人と、中古での購入を検討している人に向けて、Appleの公式情報で確認できる事実と目安を分けて整理します。同じA11チップのiPhone Xとの違い、ホームボタン型の後継にあたるiPhone SE(第2世代)との比較もまとめました。
iPhone 8はいつまで使える?結論と向いている人・向いていない人

要点は次の3つです。
- 最新OSの対象外: iOS 17のセキュリティ情報の対象は「iPhone XS以降」、iOS 27の対象は「iPhone 11以降」で、iPhone 8は含まれません(Apple公式)
- 更新は続いたが、直近は確認できない: iPhone 8向けのiOS 16.7.xは、2026年5月11日のiOS 16.7.16が最新です。それ以降の公開は2026年10月24日時点で確認できませんでした
- 実質的な限界を決めるのは更新とアプリ: 今後は、セキュリティ更新が出るかどうかと、アプリ側の対応OSの引き上げが使える期間を左右します
すでに持っている人が、通話・LINE・地図・動画視聴などに用途を絞って使うのは、今のところ現実的です。向いていないのは、これから新しく買ってメイン機として数年使いたい人、ネットバンキングや決済アプリを日常的に使う人、最新の機能を使いたい人です。
iPhone 8のiOSサポートはいつまで?確認できる事実と目安
Apple公式の「Appleソフトウェアアップデートのセキュリティ内容」で確認できる事実は次のとおりです。
- iPhone 8、iPhone 8 Plusの最後の大型OSはiOS 16です。iOS 17.7.xの対象は「iPhone XS以降」と記載され、iPhone 8は含まれていません
- iPhone 8・8 Plusは、iPhone Xなどとともに、iOS 16.7.xのセキュリティアップデートの対象として掲載されています
- 2026年に入ってからのiOS 16.7.xは、16.7.13(1月26日)、16.7.14(2月2日)、16.7.15(3月11日)、16.7.16(5月11日)の4回です。このうち16.7.13と16.7.14は、Appleの一覧に「CVEの公開エントリがありません」と記載されています
- 2026年10月24日時点で、iPhone 8向けに確認できた最新のアップデートは、2026年5月11日公開のiOS 16.7.16です
お使いの端末で選べる最新のiOSは、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」で確認できます。
iPhone 8のサポート終了の目安(過去の実績から)
Appleは機種ごとのサポート終了時期を事前に公表していません。以下は公式発表ではなく、公開済みのセキュリティ情報から読み取れる傾向です。
iPhone 8は、iOS 17の対象から外れて以降も、iOS 16.7.xの更新が続いてきました。ただし、Appleの一覧を見ると2025年の更新はiOS 16.7.11(3月31日)とiOS 16.7.12(9月15日)の2回で、更新の間隔は空いてきています。2026年はCVEの公開エントリがない更新も含め4回でしたが、直近の5月11日から5か月以上、新しい更新は確認できません。更新の間隔が長くなっている機種は、実質的にサポートの終盤にあると考えておくのが現実的です。ただし、いつ完全に止まるのかをAppleが示していないため、「あと何年」と断定することはできません。
iPhone 8で使えない機能
iOS 27はiPhone 11以降が対象のため、iPhone 8ではiOS 27の新機能は使えません。Apple Intelligenceも利用できません。また、Appleの技術仕様ページに5G対応の記載はなく、通信は4G(LTE)までと考えて問題ありません。
iPhone 8とiPhone 8 Plusの基本スペック
Apple公式の技術仕様で確認できる主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus |
|---|---|---|
| 発売年 | 2017年 | 2017年 |
| チップ | A11 Bionic | A11 Bionic |
| ディスプレイ | 4.7インチ Retina HD(1,334×750) | 5.5インチ Retina HD(1,920×1,080) |
| 背面カメラ | 12MP広角のシングル | 12MPの広角+望遠のデュアル |
| 生体認証 | Touch ID(ホームボタン) | Touch ID(ホームボタン) |
| 防沫・防水・防塵 | IP67等級 | IP67等級 |
| 容量 | 64GB/128GB/256GB | 64GB/128GB/256GB |
| 重量 | 148g | 202g |
ホームボタンがあり、指紋認証のTouch IDを使えるのが特徴です。マスクをしたままでも解除しやすい点を、今でも魅力に感じる人はいます。一方、画面の上下の縁が太く、同じ画面サイズの新しい機種と比べると本体は大きめです。
iPhone Xとの違い
同じ2017年発売で、チップも同じA11 Bionicです。違いは、iPhone Xが全面ディスプレイとFace IDを採用しているのに対し、iPhone 8がホームボタンとTouch IDを備える点です。OSの更新状況はiPhone 8・8 Plus・Xとも、iOS 16.7.xの同じ更新対象に並んでいます。iPhone Xの更新状況はiPhone Xはいつまで使える?で詳しく整理しています。
iPhone 8のサポート終了後に困ること(アプリ・セキュリティ)
最新OSの対象から外れた端末で、いちばん現実的に問題になるのはアプリの対応です。
- アプリ側が対応OSを引き上げると、アップデートできなくなる、または起動しなくなるアプリが出ることがあります。iPhone 8の最新OSはiOS 16のため、iOS 17以上を要件とするアプリは入れられません。対応OSはアプリごとに異なるので、App Storeの各アプリの説明欄で確認してください
- 金融機関や決済サービスは、セキュリティ上の理由でOSの最低要件を比較的早く引き上げることがあります。本記事では各サービスの要件を断定しませんので、使っているアプリの公式案内で確認をおすすめします
- セキュリティ更新が止まった端末は、新たに見つかった脆弱性が修正されないまま残ります。ネットバンキングやクレジットカード情報を扱う端末としては、更新が続いている機種のほうが安心です
iPhone 8のバッテリー寿命は?交換のタイミング

Appleは、iPhone 14以前のバッテリーについて「フル充電サイクルを500回繰り返した後も、本来の蓄電容量の80%を維持するよう設計されている」と説明しています(理想的な条件下の設計値。Apple公式)。毎日1回充電する使い方なら、500回は約1年半で到達する計算です。発売から約9年が経つ個体は、新品当時のバッテリーのままだと大きく劣化している可能性が高いと考えられます。
最大容量は、「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で確認できます。80%を下回ると、1日持たない、残量が急に減るといった不満が出やすくなります。バッテリー交換の料金はAppleの公式ページで機種ごとに案内されているため、本記事では金額を断定しません。更新が止まりつつある機種に交換費用をかける価値があるかは、後述の中古価格や買い替え先と見比べて判断するとよいでしょう。
iPhone 8は今から中古で買うべき?後悔しやすいポイント
iPhone 8を今から中古で買うメリットは、価格の安さです。デメリットは、最新OSの対象外であること、個体ごとのバッテリー劣化、そして更新の間隔が空いて安全に使える期間が読みにくいことです。
整備済み品の評判の傾向
Back Marketの検索結果では、2026年10月24日時点で、iPhone 8が4.4/5(327件)、iPhone 8 Plusが4.4/5(86件)の評価で表示されていました。ページには「1年間の動作保証」「30日間は返品可能」「全商品・全国送料無料」と記載されています。これは販売ページの表示内容で、個々の体験は在庫や購入時期によって変わります。個別のレビュー本文は引用せず、評価の数値のみを記載しています。
後悔しやすいポイント
- 価格の安さだけで選び、買ってから数か月でアプリの対応OSから外れて困る
- 更新が出る頻度が下がっているため、セキュリティ面の不安が残る
- 画面が小さい、本体が大きいなど、現行機種との使い勝手の差に戸惑う
iPhone 8を新しく買うなら、使い続ける期間を「短期のつなぎ」やサブ機と割り切るか、最初から更新が続く機種を選ぶかを、先に決めておくと失敗しにくくなります。中古スマホ全般のチェックポイントは中古スマホのおすすめと選び方でも解説しています。
iPhone 8の買い替え先は?iPhone SE(第2世代)との比較
ホームボタン付きの端末を探しているなら、iPhone 8の後継にあたるiPhone SE(第2世代)が最有力の比較対象です。Apple公式の識別ページでは、SE(第2世代)も4.7インチ、Touch ID内蔵のホームボタンと記載されており、見た目や使い勝手はよく似ています。
| 項目 | iPhone 8 | iPhone SE(第2世代) |
|---|---|---|
| 発売年 | 2017年 | 2020年 |
| チップ | A11 Bionic | A13 Bionic |
| iOS 27 | 非対応(iOS 16止まり) | 対応 |
| Back Marketの最安表示価格 | 12,000円 | 13,146円 |
| レビュー評価 | 4.4/5(327件) | 4.4/5(1,468件) |
Back Marketの価格は、2026年10月24日に検索結果で確認した最安の表示価格(税込・在庫と選択構成で変動)です。価格差は約1,100円です。同じ予算帯で、iOS 27に対応するSE(第2世代)が選べるため、これから新しく買うなら、iPhone 8にこだわる理由がない限りSE(第2世代)以降を比べるほうが合理的です。SE(第2世代)の詳しい更新状況はiPhone SE(第2世代)はいつまで使える?で、さらに新しいSE(第3世代)はiPhone SE(第3世代)はいつまで使える?でまとめています。
購入先ごとの保証の違いは、iPhone整備済み品は後悔する?デメリットと選び方のコツを検証で整理しています。Back Marketの保証・評判はバックマーケットの評判は?後悔しない注意点とデメリット・保証を検証をご覧ください。
リファービッシュ品(整備済製品)を買うなら【Back Market】 ![]()
iPhone 8の中古価格と、いちばん安い買い方
Back Marketの検索結果で、2026年10月24日に確認した最安の表示価格は次のとおりです(税込・在庫と価格は変動します)。
| 機種 | 最安の表示価格 | レビュー評価 |
|---|---|---|
| iPhone 8 | 12,000円 | 4.4/5(327件) |
| iPhone 8 Plus | 14,238円 | 4.4/5(86件) |
ページ共通の表記として「1年間の動作保証」「30日間は返品可能」「全商品・全国送料無料」が掲載されています。容量や外観グレードを変えると価格は変わるため、最終価格は選んだ構成のカート画面で確認してください。
安く買うコツは次の3つです。
- ケースで隠せるなら、外観は傷の許容度を上げて価格を抑える
- 写真や動画をあまり保存しないなら、容量は64GBで足りるか検討する
- 届いたらすぐ、最大容量・Touch ID・動作・外観を確認し、問題があれば返品期間内に連絡する
iPhone 8は更新の見通しが読みにくい機種です。短期のつなぎやサブ機として割り切る場合に限り、価格面で検討する価値があります。
よくある質問
iPhone 8はいつまで使えますか?
Appleはサポート終了の時期を公表していないため、断定はできません。確認できる最後のiPhone 8向け更新は、2026年5月11日公開のiOS 16.7.16です。使い続けるなら、更新の有無とアプリの対応状況を見ながら買い替え時期を考えるのが現実的です。
iPhone 8はiOS 17やiOS 27にアップデートできますか?
できません。Appleのセキュリティ情報では、iOS 17.7.xの対象は「iPhone XS以降」、iOS 27の対象は「iPhone 11以降」で、iPhone 8は含まれていません。iPhone 8で使える最新系統はiOS 16です。
iPhone 8 Plusも同じ扱いですか?
はい。iOS 16.7.xのセキュリティ情報には、iPhone 8とiPhone 8 Plusが並べて記載されており、OSの対応状況は同じです。違いは画面サイズやカメラの構成などのハードウェアです。
iPhone 8のサポートが切れたらLINEや銀行アプリは使えなくなりますか?
すぐに使えなくなるわけではありませんが、アプリ側が対応OSを引き上げた時点で、更新や利用ができなくなる可能性があります。対応OSはアプリごとに異なるため、使っているアプリの公式案内で確認してください。
iPhone 8を今から中古で買うのは損ですか?
用途しだいです。短期のつなぎや、通話・動画視聴などに限ったサブ機として割り切るなら価格面で合理的です。メイン機として長く使うなら、同じ予算帯でiOS 27に対応するiPhone SE(第2世代)以降を比較したほうが安心です。
まとめ
iPhone 8(8 Plusを含む)は、iOS 17以降の対象外で、iOS 16.7.xが最後の系統です。確認できる最新の更新は2026年5月11日のiOS 16.7.16で、それ以降の公開は見つかりませんでした。すぐに使えなくなるわけではありませんが、更新の終了時期は公式には未発表で、アプリ側の対応OSの引き上げも読めません。今使っている人は、アプリの動作を見ながら買い替え時期を考え、これから買う人は、ほぼ同じ価格帯でiOS 27に対応するiPhone SE(第2世代)以降も比較するのがおすすめです。中古・整備済みで買うなら、保証とバッテリー状態が分かる購入先を選び、届いたらすぐに状態を確認しましょう。





