
iPad Pro中古は後悔する?世代別の選び方・デメリット・M1/M2/M4の相場【2026年11月】
「iPad Proは欲しいけれど、新品は10万円をはるかに超える。中古で買って後悔しないだろうか」。iPad Proの中古を調べている方が引っかかるのは、たいてい次の3点です。どの世代を選べばいいのか、あとどれくらい使えるのか、中古ならではの落とし穴はないのか。
この記事では、iPad Proに絞って中古の選び方を整理します。A12Z・M1・M2・M4・M5という世代ごとの違い、Apple公式で確認したiPadOS 27の対応状況、2026年11月時点の中古相場の目安、そして後悔しやすいポイントまで順に見ていきます。iPad全体の中古選びは中古iPadのおすすめ世代を徹底比較で扱っているので、この記事は「Proを選ぶ前提」で読み進めてください。
結論:iPad Pro中古が向いている人・向いていない人
iPad Proの中古は、性能と画面にこだわりたいけれど新品の価格は避けたい人に向いています。一方で、用途が動画視聴やネット閲覧だけなら、Proの性能を持て余して後悔する可能性があります。
向いている人は次のとおりです。
- Apple Pencilでイラストやノートを本格的に使いたい
- 動画編集や写真現像など、重い作業をiPadでこなしたい
- 大きな画面(12.9インチ)で資料や譜面、図面を見たい
- 新品のProは高すぎるが、Air以上の性能は欲しい
向いていない人は次のとおりです。
- 用途が動画視聴・Web閲覧・電子書籍が中心の人(無印iPadやiPad Airで足りることが多い)
- できるだけ長く、最新のiPadOSで使い続けたい人(古い世代ほど対応終了が近づく)
- 保証なしの個人間取引で、価格だけを基準に選ぼうとしている人
iPad Pro中古の世代別の違い:A12Z・M1・M2・M4・M5

中古で現実的に選べるのは、おおむね2020年以降のモデルです。世代ごとの要点を表にまとめました。チップとiPadOS 27への対応は、Appleの公式情報(iPadOS 27に対応しているiPadのモデル)で確認した内容です。
| 世代(発売年) | サイズ | チップ | iPadOS 27 | Apple Pencil | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年(11インチ第2世代・12.9インチ第4世代) | 11 / 12.9インチ | A12Z Bionic | 対応 | 第2世代 | 中古では最安クラス。性能は一世代前 |
| 2021年(11インチ第3世代・12.9インチ第5世代) | 11 / 12.9インチ | M1 | 対応 | 第2世代 | 12.9インチはミニLEDディスプレイ |
| 2022年(11インチ第4世代・12.9インチ第6世代) | 11 / 12.9インチ | M2 | 対応 | 第2世代 | M1の後継。外観はほぼ同じ |
| 2024年(11インチ・13インチ M4) | 11 / 13インチ | M4 | 対応 | Apple Pencil Pro / USB-C | 有機ELディスプレイに刷新、薄型化 |
| 2025年(11インチ・13インチ M5) | 11 / 13インチ | M5 | 対応 | Apple Pencil Pro / USB-C | 現行世代。中古でも高価 |
2018年発売の11インチ第1世代・12.9インチ第3世代(A12X)は、前述のiPadOS 27対応モデル一覧に含まれていません。中古の価格が安くても、ここは候補から外すのが無難です。
注意したいのは、Apple Pencilの世代です。M2までのProは第2世代(USB-C端子のApple Pencilも利用可)、M4以降はApple Pencil ProまたはApple Pencil(USB-C)に対応し、第2世代は使えません。手持ちのペンを使い回したい場合は、必ず対応表を確認してください。
iPad Pro中古の相場(2026年11月時点の目安)
中古価格は、イオシス・ゲオ・じゃんぱらの販売価格を毎日集計している「used-lab.jp」の相場データ(中古iPadの相場・値段一覧、2026年10月31日時点)を参考にしています。Wi-Fiモデルで、各機種の最小容量を基準にした中央値です。
| モデル | 容量 | 中古相場の目安(2026年10月31日時点) |
|---|---|---|
| 11インチ(2020・A12Z) | 128GB | 74,300円 |
| 12.9インチ(2020・A12Z) | 128GB | 84,810円 |
| 11インチ(2021・M1) | 128GB | 95,870円 |
| 12.9インチ(2021・M1) | 128GB | 100,080円 |
| 11インチ(2022・M2) | 128GB | 109,240円 |
| 12.9インチ(2022・M2) | 128GB | 123,370円 |
| 11インチ(2024・M4) | 256GB | 146,120円 |
| 13インチ(2024・M4) | 256GB | 182,910円 |
| 11インチ(2025・M5) | 256GB | 185,080円 |
| 13インチ(2025・M5) | 256GB | 223,810円 |
在庫は日々入れ替わり、容量・カラー・Cellularの有無・状態ランクで価格は大きく変わります。表の数値はあくまで目安で、購入時には必ず販売ページの最新価格を確認してください。
価格の傾きを見ると、M1とM2の差は約13,000円(11インチ)、M2とM4の差は約37,000円(11インチ)あります。ただしM4は表の基準が256GBで、M2以前の128GBとは容量が違う点に注意してください。M4は有機ELディスプレイなど刷新点が多いため、差額に納得できるかが分かれ目です。
iPad Proはいつまで使える?iPadOS 27対応から見る目安
Appleの公式ページによると、iPadOS 27に対応するiPad Proは次のとおりです。
- 11インチ:第2世代(2020)、第3世代(2021)、第4世代(2022)、M4、M5
- 12.9インチ:第4世代(2020)、第5世代(2021)、第6世代(2022)
- 13インチ:M4、M5
つまり、2020年発売のA12Z搭載モデルも2026年11月時点ではiPadOS 27に対応しています。ただし、これは「いま使える」ことの証明であって、「あと何年使える」ことの保証ではありません。Appleはサポート終了時期を事前に公表しておらず、対応機種は新しいiPadOSが出るたびに見直されます。
目安として考えるなら、現行の対応一覧で最も古いA12Zモデルが、次のiPadOSで外れる最初の候補です。長く使うほど安心なのは、M1以降のモデルです。同じ中古でも、買ってから何年使うつもりかで選ぶ世代が変わります。
なお、無印iPadの側から「いつまで使えるか」を知りたい方は、iPad(第10世代)やiPad(第9世代)の記事も参考になります。
iPad Pro中古のデメリット・後悔しやすいポイント

中古のiPad Proで後悔した、という話の多くは、次のどれかに当てはまります。
性能を使い切れず、Airで十分だった
M1搭載のiPad Proは、iPad Air(第5世代)と同じM1です。用途が動画視聴・ノート・軽いイラストなら、体感差はほとんど出ません。同じ日(2026年10月31日)の相場では、iPad Air(第5世代)の64GBが72,740円、iPad Pro 11インチ(2021・M1)の128GBが95,870円でした。差額は約23,000円(容量は64GBと128GBで異なります)で、その差をどこに使うかを考えておく必要があります。
バッテリーの劣化
中古は前の持ち主の充電回数が分かりません。Appleはバッテリーについて、フル充電サイクル1,000回で本来の容量の最大80%を維持できるよう設計されていると説明しています。数年使われた個体は、容量が落ちている可能性があります。
交換費用も無視できません。Apple公式の修理料金見積(2026年11月1日確認)では、保証対象外のバッテリー修理は13インチiPad Pro(M5)Wi-Fiで37,000円(税込)でした。古い世代の料金は機種ごとに異なるため、購入前にApple公式の修理ページで確認しておくと安心です。
ストレージが足りなくなる
中古ではコスパ重視で最小容量(128GBや256GB)を選びがちです。動画編集や大量の写真を扱う人は、数か月で容量が逼迫します。iPadはストレージを後から増やせないため、用途に見合う容量を最初に決めておくことが大切です。
12.9・13インチは重くて持ち運びにくい
大画面は快適な反面、本体が大きく重くなります。通勤・通学で毎日持ち歩くなら、11インチのほうが続けやすいという人が多い印象です。実店舗で現物を手に取れるなら、サイズ感の確認をおすすめします。
ペンやキーボードなど周辺機器の互換性
Apple PencilもMagic Keyboardも、世代によって対応が異なります。M4以降は本体の形状も変わっているため、旧世代のアクセサリーがそのまま使えるとは限りません。本体が安くても、周辺機器の買い直しで総額が膨らむことがあります。
11インチと12.9・13インチはどちらを選ぶ?
迷ったときは、使う場所と用途で決めるのが現実的です。
| 比較項目 | 11インチ | 12.9・13インチ |
|---|---|---|
| 持ち運び | しやすい | やや重く、かさばる |
| 作業領域 | ノート・読書には十分 | 画面分割やイラスト、譜面に有利 |
| 中古価格 | 同世代で安い | 同世代で高い(M2で約14,000円差) |
| 向く用途 | 外出先でのメモ・学習・動画 | 据え置きでの制作・編集 |
12.9インチ第5世代(2021)と第6世代(2022)はミニLEDディスプレイを採用していて、明るさやコントラストを重視する人に向きます。11インチにはミニLEDがないため、画質を決め手にするなら12.9インチのM1以降が候補です。
iPad Pro中古と代替候補の比較
Proに絞る前に、他の選択肢と価格を並べておくと判断しやすくなります。いずれも2026年10月31日時点のused-lab.jpの相場です。
| モデル | 容量 | 相場の目安 | こんな人向き |
|---|---|---|---|
| iPad(第10世代) | 64GB | 65,510円 | 動画・Web・学習が中心 |
| iPad Air(第5世代・M1) | 64GB | 72,740円 | M1の性能を安く使いたい |
| iPad Air 11インチ(第6世代・M2) | 128GB | 98,590円 | 新しめの世代で軽く使いたい |
| iPad Pro 11インチ(2021・M1) | 128GB | 95,870円 | 大容量・端子や画面を重視する |
Airで足りる用途にProを選ぶと、価格差の分だけ割高になります。反対に、Pencilでの制作や高負荷の作業が目的なら、Proの余裕がそのまま作業の快適さにつながります。
iPad Pro中古をお得に、安全に買う方法

iPad Proは高額なので、価格だけでなく保証と返品条件で選ぶのが基本です。購入先ごとの特徴は次のとおりです。
| 購入先 | 特徴 | 保証の考え方 |
|---|---|---|
| Back Market(リファービッシュ品) | 複数の専門業者が出品し、価格とグレードの選択肢が広い | 公式サイトで1年間の動作保証や30日間の返品が案内されている |
| Apple公式の整備済製品 | 新品同様の安心感。ただし旧世代は在庫がないことも多い | Appleの1年間の限定保証 |
| イオシス・ゲオ・じゃんぱら | 実店舗で現物を確認でき、在庫が豊富 | 店舗ごとに数か月単位 |
| フリマアプリ・オークション | 最安値を狙えるが自己責任 | 基本的になし |
保証付きで選ぶなら、リファービッシュ品を扱うBack Marketが有力な選択肢です。Back Marketの保証や評判の詳細はバックマーケットの評判は?後悔しない注意点とデメリット・保証を検証にまとめています。
リファービッシュ品(整備済製品)を買うなら【Back Market】 ![]()
購入前には、次の項目を販売ページで確認しましょう。
- 状態ランク(外観の傷・へこみ)の基準
- バッテリーの状態や、交換済みかどうか
- 保証期間と返品の条件、送料の負担
- アクティベーションロックなど、初期化済みであること
- 付属品(充電器・ケーブル)の有無
- Wi-FiモデルかCellularモデルか
届いたらすぐに、画面表示・タッチ・Face ID・カメラ・充電・Apple Pencilのペアリングを一通り試してください。問題があれば、返品期間内に連絡するのが鉄則です。
あわせて、Apple公式の整備済製品ストアの在庫も確認しておくと、価格の比較軸になります。在庫は頻繁に入れ替わるので、購入直前に最新の状況を見てください。
よくある質問
iPad Proの中古は何年前のモデルまで買ってよいですか?
2026年11月時点でiPadOS 27に対応している2020年発売のモデルが下限の目安です。2018年発売のモデルはiPadOS 27の対応一覧に含まれていないため、避けるのが無難です。長く使いたいなら、M1以降を選ぶと余裕があります。
iPad Pro中古はM1とM2のどちらがおすすめですか?
用途が絵や動画視聴、メモ中心なら、価格が安いM1で十分なことが多いです。2026年10月31日時点の相場では、11インチでM1とM2に約13,000円の差があります。差額に見合う用途がなければM1を選ぶと割安です。
iPad Pro中古のバッテリーはどのくらいなら安心ですか?
Appleは、フル充電サイクル1,000回で本来の容量の最大80%を維持するよう設計していると説明しています。販売ページにバッテリー状態の記載があれば、その数値を確認し、記載がない場合は保証と返品条件を重視して選びましょう。
iPad Pro中古は保証なしで買っても大丈夫ですか?
価格が高く、初期不良や不具合が見つかった際の負担が大きいため、保証のない個人間取引はおすすめしにくいです。保証期間と返品条件が明記された販売元から選ぶと、購入後の不安を減らせます。
iPad Proの中古は11インチと12.9インチのどちらが後悔しにくいですか?
持ち運びが多い人は11インチ、据え置きで制作や資料閲覧をする人は12.9インチ以上が満足しやすいです。迷ったときは、使う場面の7割がどちらに近いかで決めると失敗しにくくなります。
iPad Proはいつまで使えますか?
iPadOS 27の対応一覧には、2020年以降のモデルが含まれています。ただし、Appleはサポート終了時期を事前に公表していないため、何年使えるかを断定することはできません。購入前に公式の対応機種一覧を確認してください。
まとめ:iPad Pro中古は用途と世代を絞れば後悔しにくい
iPad Proの中古で後悔しないための要点は次のとおりです。
- 候補は2020年以降のモデル。2018年発売のモデルはiPadOS 27の対応一覧にない
- コスパ重視ならM1、新しめを選ぶならM2、画面や薄さを重視するならM4
- 用途が軽いならAirや無印iPadのほうが割安なことも多い
- バッテリー・容量・Pencilの世代・サイズは購入前に必ず確認する
- 保証と返品条件が明記された購入先を選ぶ
価格の目安は2026年11月時点のもので、日々変動します。購入前には、販売ページの最新価格と保証内容を必ず確認してください。





